【国語】現役高校生が教える国語のコツ・勉強法(現代文編)
筆者について
筆者は国語は得意教科というほど得意ではありません。一度だけ模試で全国11位になったことがあるくらいです。
問題を分類してみる。
まずは分類です。
1.記号問題
2.文章中の語句を用いて記述問題
3.抜き出し問題
1.記号問題
たいてい4つの選択肢から一つ選びます。
〈間違ってる記号あるある〉
1.内容が真逆
2.途中まであってるけど途中から違う
3.因果関係が逆
4.本文では述べられてないけど正しそうなこと
たいてい正解以外の選択肢は上記4つのどれかに分類できます。
1(内容が真逆)と2(途中から違う)は割と誰でも感覚でわかるでしょう。
むずかしいのが3(因果が逆)と4(本文で述べられてない)です。
〈因果を見分けるコツ〉
「〇〇ので、~だ。」
タイプの選択肢を見たらすぐに(因)と(果)に文を分けます。
この因果の前後関係に注目して本文の傍線部周辺を見直しましょう。
〈本文で述べられてないことを見分けるコツ〉
これは強敵です。よく正解とこれの2択で最後まで迷った結果選んでしまうやつですね。
当然ですが本文に述べられてないことは本文をいくら読んでも見つかりません。これが試験時間を奪うんです。どこかに書いてあるんじゃないかと探してしまう。
ここでは消去法が使えません。消すための根拠になる記述すら本文にはありませんから。だから、内容が正しいかどうかではなく書いてあるかどうかで判断したうえで、書いてあるほうを選びましょう。(書いてないやつを消去できないため)
2.文章中の語句を用いて記述問題
そもそもこのタイプの問題が抜き出しではない理由を考えてみましょう。
それは、
①抜き出しに必要な箇所が複数あり、本文中に散りばめられているから。
②抜き出すと字数が多すぎるので、少し自分で表現を変える必要があるから。
だと考えます。このことを踏まえて回答のステップを考えてみます。
〈回答のステップ〉
1.抜き出せそうなところをなるべくたくさん見つけて印をつける(収集)
2.1で印を付けた部分に含まれる指示語、比喩を補う箇所を探す(咀嚼)
3.1,2の材料をまとめて、文を作る(消化)
常に上で記した理由二つを意識しながら回答しましょう。
3.抜き出し問題
抜き出しは、字数制限に着目です。
とくに、一の位が5の時は要チェックです。(35字以内、15字ちょうどなど)
なぜ、30字ではなく35字なのかと考えてみれば自ずとわかります。
そうです。抜き出し部分が30字より多いから35字なんです。
つまり、「字数制限が〇5字なら、〇0字より多い文字数で抜き出せ」
ということです。
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